台風10号が3日午前9時に八丈島の東約100キロで発生しました。時速約30キロで北北東へ進んでいます。中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。

気象庁によりますと、台風10号の強風域は中心から南東側に280キロ、北西側に110キロと南東側に広く広がっています。風速15メートル以上の強い風が吹いており、海上では注意が必要です。

台風10号は今後も北北東から北東へ進み、日本の東海上を進む見込みです。12時間後の3日午後9時には日本の東の北緯35度50分、東経144度35分付近に達する予想で、中心気圧996ヘクトパスカル、最大風速18メートルを維持する見込みです。

24時間後の4日午前9時にはさらに北東に進み、日本の東の北緯37度00分、東経148度55分付近に位置すると予測されています。

48時間後の5日午前9時には日本のはるか東、72時間後の6日9時にはさらに北東の海上に達する見込みです。

台風10号は今後3日間、中心気圧996ヘクトパスカル、最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートルと予報期間を通じて同程度の勢力を維持する見込みです。日本の東海上を進むため、本州への直接的な影響は限定的ですが、海上では波が高くなるおそれがあります。

台風の進路や強さは変わる可能性があります。気象庁の発表する最新の台風情報や気象情報に注意して行動してください。