気象庁はきのう山梨県で最大震度6弱を観測した地震について記者会見を行い、「富士山の火山活動に特段の変化はない。地盤が緩んでいるので大雨による土砂災害に十分注意してほしい」と呼びかけました。そのうえで、揺れが強かった地域では、今後1週間ほどは非常に強い揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけています。

きのう午後10時29分ごろ、山梨県の富士河口湖町で最大震度6弱を観測する地震がありました。震源の深さは20キロ、地震の規模を示すマグニチュードは暫定値で5.6となっています。

これについて気象庁は会見を行い、「1週間ほど、特に今後2~3日間は、今回の地震と同じ最大震度6弱程度の地震に注意してほしい」と呼びかけました。

さらに、あす、東日本太平洋側で大雨が予想されていることに触れ、「揺れが強かった地域では家屋の倒壊や土砂災害の危険性が高まっている。地震が起きると地盤が緩み、水が染み込みやすくなってがけ崩れなどが起こりやすくなる」として、今後の地震活動や雨の状況に十分注意したうえで、危険な場所には立ち入らないよう呼びかけています。

また、今回の地震と噴火や他の地震との関係について、「富士山の火山活動に特段の変化は見られていない。25日に岩手県沖で発生した地震や、26日に千葉県北東部で発生した地震とは、震源の距離が離れていて直接の関係はないと考えている」と説明しています。