注目のエース江藤投手、プロも視野に

チームの柱となっているのは左腕エース、江藤蓮投手。1年生の春からベンチ入りし、秋から背番号1を託されました。

去年、わずかに届かなかった甲子園への切符を手にするため、江藤投手は食事量や筋力トレーニングを見直し、身長180センチに対し、体重は6キロ増の84キロとなりました。自慢のストレートは最速145キロを誇ります。

バッテリーを組む2年生の中込選手は「試合になると一気に気持ちが変わってすごい頼りのある先輩でいつも助かってます。スピードもそうなんですけど、変化球のキレだったり、球の伸びだったりっていうのが全然違います」と江藤投手の実力を評価します。

江藤投手はことし4月、高校生の日本代表候補の合宿に招集され、一気にプロのスカウトにも注目される存在となりました。「レベルの高い選手たちと3日間プレーできてマウンドでの振る舞いだったり、変化球の質・制球力だったり、色々な選手見てきた中で自分は全然まだまだな感じなんで、一歩でも近づけるように頑張ります」と謙虚な姿勢を見せています。