発表の瞬間を直撃

午前10時半にサクラの開花を発表した富山地方気象台ですが、約1時間前には――
富山地方気象台 高橋英則 調査官
「いまのところは0(輪)。厳密にいうと0(輪)ですかね」
気象台では敷地内にある樹齢約70年の標本木が5~6輪以上咲くと開花を発表していますが、午前9時半ごろにはまだつぼみが硬く、開花宣言にはいたりませんでした。
富山地方気象台・高橋英則調査官「咲きそうなつぼみが昨日から見てもたくさんあるので、気温が上がれば開花が一気に進む可能性も」
その後、気温が上がり、標本木の開花が進むと――
富山地方気象台 高橋英則 調査官
「9時の時点では開花がない状態だったが、日差しもあり急速に開花が進み開花を発表した。結果としては平年並みの開花で私も継続して見ていたので、咲いてくれてホッとしているのが本当に正直なところ」