富山県警が進める警察署の再編統合について、県東部で新たに誕生する2つの警察署の建設場所が明らかになりました。2030年度以降の建設工事完了を目指します。

富山県警 高木正人 本部長
「施設規模と機能を有する新しい警察署を建設致しまして、将来にわたり県内の高い治安水準を保持していくということが目的であります」

警察署の再編をめぐって富山県警は、これまで県東部にある5つの警察署を2つに再編し、新たに黒部市と滑川市に警察署を建設する案を示していました。

24日に示された案では魚津・黒部・入善の各警察署は「新川東警察署(仮称)」として再編し、黒部市の国際文化センター「コラーレ」の周辺に建設。

上市・滑川の各警察署は「新川西警察署(仮称)」として、滑川市の国道8号上島神社前の交差点周辺に建設するということです。

建設場所の選定理由について県警は、それぞれ主要な駅や国道に近く、組織的な広域犯罪への迅速な対応が期待できることや災害時の拠点施設としての機能を果たすことができるなどとしています。

建設完了は2030年度以降を想定しているということです。