橋本アナの注目は西矢慎平選手

パブリックビューイングを取材した橋本アナウンサーが開幕戦で注目したのは、ディフェンダー・西矢慎平選手。兵庫県出身の23歳で去年、京都産業大学からカターレ富山に加入しました。
西矢選手はDFとして体を張った守備も素晴らしかったですが、16日の試合では攻撃面でも活躍が光りました。前半21分には強烈な左足のシュート。威力のあるミドルシュートに驚きました。
そして後半22分の得点シーン。まずボランチからこのボールを受けたのが西矢選手。相手に当ててマイボールをキープし、さらに切り込んで、碓井選手にワンタッチ。いい勢いのまま走りこんでシュート。この威力も素晴らしい。これが伊藤選手のゴール、決勝点につながりました。

西矢選手はプロフィール上、利き足は「右」となっていますが、両シュートとも左足。こんなシュート力を隠し持っていたとは…。
西矢選手は去年ルーキーイヤーで23試合に出場しゴールはありませんしたが、昨シーズンDFながら16本のシュートを放っています。もともとクロスの精度が高く、去年も4アシストと「縁の下の力持ち」という選手でしたが、ことしは得点も狙えるサイドバックとして期待が高まります。
西矢選手はずっと2歳年上の兄、現在J2サガン鳥栖でプレーする西矢健人選手の背中を追いかけてきました。ことしは同じフィールドでの兄弟対決が叶うのか、今後の活躍に注目です。

カターレ富山の次戦は22日、アウェーで、去年J2・7位、実力のあるジェフユナイテッド市原・千葉との対戦です。










