無断・架空の党員登録が問題となっている自民党の田畑裕明衆議院議員は26日、一連の問題について説明する予定だった自身の企業後援会の会合を体調不良を理由に欠席しました。出席者からは響裕会の今後について解散を求める声もあがったということです。

26日朝、富山市内で田畑議員の企業後援会「響裕会」の役員会が開かれました。
役員が続々と会場入りするなか、田畑議員の姿はありませんでした。
田畑議員を巡っては、11月29日の記者会見で、党員の無断または架空登録が262人だったことを認め、党費の支払いは亡くなった親族と自身の父親が行っていたと説明。客観的な証拠は示しませんでしたが自身の関与は否定しました。
出席者によりますと、26日の役員会は田畑議員本人から説明を聞く場でしたが、本人は体調不良を理由に欠席しました。
役員からは田畑議員が欠席したことに対して「残念」「がっかり」といった声があがったほか、響裕会の今後について続けるべきといった声があった一方で一部から解散すべきという声もあがったということです。