25日午後6時すぎ、緊急停車した敦賀行きの北陸新幹線「かがやき511号」から乗客1人が線路内に降り、新幹線は上越妙高~富山駅間で約2時間半、運転を見合わせました。このため北陸新幹線は上下合わせて12本に最大2時間39分の遅れが出て、乗客約6000人に影響が出ました。


JR西日本金沢支社によりますと、東京発敦賀行き「かがやき511号」は午後6時19分頃、新潟県の上越妙高駅を出て走行中、異音がしたため富山県の黒部宇奈月温泉駅の手前9キロ付近で緊急停車しました。
その後、停車した新幹線車両から乗客1人が線路内に降りたことから、車両と線路の確認及び乗客保護のため北陸新幹線は上越妙高~富山駅間で運転を見合わせていました。
線路内に立ち入った乗客は、午後8時過ぎに警察などによって保護され、北陸新幹線は約2時間半後の午後8時49分に運転を再開しました。


運転見合わせのため、北陸新幹線は上下合わせて12本に最大2時間39分の遅れが出て、乗客約6000人に影響が出ました。富山駅ー敦賀駅間の「つるぎ」は通常通り運転しています。
走行中に異音が発生した原因はわかっていません。