自身の進退について記者から質問あったが…
神戸学院大学上脇博之教授「明らかに虚偽記入になってしまうし、不記載にもなる可能性もあるとは思いますが、いずれにしてもこれ計算合わないですよね。もうどう考えても政治資金規正法違反」

田畑議員は今月18日の会見で不適切な党員登録がおよそ100人あったと認めた一方、自身の関与は否定。企業献金を党費に充てたかどうかや党員の無断登録の疑惑について「調査中」を理由に具体的な回答を避けました。
田畑議員「きちっと調べてご回答させていただきたいというふうに思ってございます」


自民党県連の橘慶一郎会長は11月23日の会合で、田畑議員の問題について党本部も重く受け止めている「重大局面」だと述べ、臨時国会前に説明責任を果たすよう求めましたが、実現しませんでした。
そして28日、国会内で取材に応じた田畑議員は、今週中にも不適切な党員登録問題について今週中に富山県内で会見を開く考えを述べました。

田畑裕明 衆議院議員
「今週中に地元の富山の方で今般報道されていることにつきまして、私の方から会見という形になると思いますが、ご報告させていただきたいと思います」
一方、説明が長引いた理由や自身の進退について報道陣から質問がありましたが、答えませんでした。

野党側と国会運営の調整に当たる党の国会対策副委員長を務める田畑議員。午後の原子力委員会には出席しましたが、午前中に開かれた国会対策正副委員長の打ち合わせや国会対策委員会はいずれも欠席しました。