年々増加している特殊詐欺被害。詐欺にあわないようにと、富山西防犯協会の古沢支部は11日、車通りの多い道沿いに啓発メッセージが書かれた「吹き流し」や「のぼり旗」を設置しました。
啓発メッセージを製作したのは、元警察官の長谷川敏博(はせがわ・としひろ)さんです。


富山西防犯協会 古沢支部 長谷川敏博さん
「手口が巧妙になってきて、みんな騙されるのかなと、そしたらやっぱり色んな形で気を付けていただきたいということで、のぼり旗とか吹き流しとか作ってみました」
富山県警によりますと、近年はSNSでのやり取りを通じ投資への関心や恋愛感情を抱かせて金をだまし取る「SNS型投資・ロマンス詐欺」の被害が急増。被害額は、上半期ですでにおよそ8億4000万円と前の年の同じ時期のおよそ2倍となっています。

富山西防犯協会 古沢支部 長谷川敏博さん:「男心とか微妙なところをついて、お金を出させるのが許せない気持ちがりますね」

古沢支部では、特殊詐欺被害は誰にでも起こりえるので、こうした活動を通じて注意してほしいとしています。











