能登半島地震からきょうで1か月。震災を経験した福島県内では、支援の動きが続いています。福島大学では購入金額の一部が義援金として寄附される防災袋が売り出されました。
最大震度7を観測した能登半島地震で、石川県内では1日午後2時現在、240人の死亡が確認されていて、被災地では捜索や復旧作業が続いています。そうした中、学生の防災意識を高めてもらおうと、福島大学で販売されたのは「ぼうさい支援袋」です。在校生と保護者などでつくる校友会に入会している学生を対象に、300個限定で販売されました。
小湊愛巳アナウンサー「袋の中を見てみると、お水や保存食など災害時には欠かせないものが入っています。」
このほかにもウェットシートやお菓子など、災害時の必需品が入っています。驚くのはその価格。なんと、1500円相当入ったものが300円で販売されるといいます。校友会がこの機会に防災について考えてもらおうと実現しました。300円のうち200円は能登半島の災害義援金として寄付されるということです。
学生「僕出身が富山県で1月1日の震災当時富山県にいたので、300円のうち200円が募金にあてられるということで多少の協力でもあり、僕の防災のきっかけにもなるなと思い買いに来た。」
学生「先月能登半島地震があって、改めて自分の家の備蓄の確認や買い出しをしようと思っていたときにこの企画をするということで申し込んだ」
福島大学・齋藤裕広報係長「学生たちの気持ちが少しでも被災地に届いて、皆さんの気持ちが届いたことで何かの支えになればいいなと思う」
福島大学では、今後も防災に関する取り組みを続けていきたいとしています。










