福島市にあるパナソニックのグループ企業「パナソニックコネクト福島工場」が、来年5月に閉鎖することがわかりました。
パナソニックコネクトによりますと、福島工場は1970年の設立以降、ラジオやオーディオ関連製品、デジタルスチールカメラの生産などを手がけました。
2015年5月からは、パーソルファクトリーパートナーズ(PFA)と10年間の建物の賃借契約を結び、パナソニック社内外の製品の生産受託が行われてきました。
しかし、福島工場は経年劣化などで老朽化が著しく、安全性を確保することは困難な状況などとして、PFAとの契約が終了する来年5月に閉鎖する判断に至ったということです。
パナソニックコネクトは、午後4時半から会見を開き、詳細を説明しました。
福島工場では約450人の従業員が勤務していて、ほとんどは県内在住、約300人は福島市在住だということです。従業員には18日に閉鎖について伝えられ、今後の雇用については個別に相談の上、検討するとしています。
工場の閉鎖後の活用策については現時点で決まっておらず、今後広く探っていくとしています。










