福島県の猪苗代湖では、厳しい寒さが作り出す自然の芸術品「しぶき氷」が姿を表しました。
猪苗代湖のしぶき氷は、冷たい湖の水が強風で飛ばされ、舞い上がったしぶきが、湖畔の樹木の表面などで凍ることでできる自然現象です。
今シーズンは、去年12月に一度凍り始めましたが、暖冬の影響で、氷が全てとけてしまったといいます。その後、ここ数日の寒波で気温が低い状態が続いたため、例年より1か月ほど遅くしぶき氷ができあがったということです。
猪苗代湖の自然を守る会・鬼多見賢代表「大きなしぶき氷ができても、雨が降ったり、気温が上ってしまうと溶ける可能性があるので、無くなる可能性があるので心配ですね」
しぶき氷は、寒さが続けば、2月中旬まで楽しめるということです。










