去年、福島県内で交通事故で死亡した人は過去3年間で最も多かったため、警察では取り締まりを強化することにしています。

福島県警察本部によりますと、去年、県内で交通事故で死亡した人は55人で、過去3年間で最も多くなりました。このうち、飲酒運転による死者は5人で、全国ワースト6位です。

9日、年頭の記者会見に臨んだ県警察本部の若田英本部長は、今年一年を通して、酒類を提供する飲食店と連携して飲酒運転の撲滅運動を進めることや、取り締まりを強化する方針を示しました。

また、若田本部長はいわゆる「闇バイト」を通じた強盗や特殊詐欺が目立つことから、担当者を増やし、取り締まりや対策にあたる考えも示しました。