福島駅西口のイトーヨーカドー福島店が、大型連休最終日の今年5月6日に閉店する方向で調整していることが分かりました。これを受けて、福島市の木幡市長は、市が跡地の活用に積極的に関わる考えを示すとともに、東口の再開発計画に影響を与える可能性を示唆しました。
福島駅西口のイトーヨーカドー福島店は、これまでに採算性が低いことなどを理由に閉店することが決まっていましたが、関係者への取材によりますと、今年の大型連休最終日の5月6日に閉店する方向で調整していることが新たに分かりました。
これを受けて、福島市の木幡市長は…。
木幡市長「私達にとっては大きな痛手ではありますが、視点を変えれば、駅東西のまち作りを一体的に進めるまたとない好機であります」
木幡市長は、閉店後の跡地の活用について、所有者から土地を借りたり、購入したりすることも視野に、積極的に関わる考えを示しました。また、駅の東口で進められている再開発にも触れ、西口に新たな機能を作る場合は東口の計画を見直す可能性を示唆しました。
その一方で、木幡市長は…。
木幡市長「東口に関しては、街なかの皆さんから言われるのは(時間的に)「もうこれ以上延ばされたらもたないよ」という声が大きいのも確かです」
木幡市長は、2月にも議員全員協議会を開いたうえで有識者などでつくる検討委員会を立ち上げて議論することにしています。










