「こどもたちに音楽を身近に楽しんでもらう」ことをモットーに始まった、こども音楽コンクール。
この大会に、悲願の全国大会出場を目指して挑んだ福島県郡山市の中学校があります。
10月22日、郡山市で開催されたこども音楽コンクール東北大会。
この大会に、4年ぶりの全国大会出場を目指して挑んだのが郡山第五中学校です。
数々の音楽コンクールで全国大会出場を果たしている郡山五中。
こども音楽コンクールでは、2018年度から2年連続で日本一に輝きました。
【柏原希咲部長】「五中の管弦は人数も多くて音の響きもすごくて、今やっている楽器を先輩方と一緒にできるんじゃないかと思い五中に来た」
部長の柏原希咲さん。43人の大所帯をまとめます。
【柏原希咲部長】「高音のほうは管楽器と弦楽器の音を聞いて合わせることをもうちょっとできるといい」
柏原さんが演奏するのはフルート。
パートでは唯一の3年生です。
一方、オーケストラの花形、ヴァイオリンのパートリーダーを務めるのが3年生の加藤桃百さん。
今年、コンサートミストレス・通称コンミスに任命されました。
オーケストラは、コンミスの音を軸にハーモニーを奏でます。
【加藤桃百さん】「中学校で弾く最後の曲なので、今はもうヴァイオリン一筋。高校になってもヴァイオリンは絶対続けて、大人になってもヴァイオリンは辞めないで周りに音楽の良さを伝えられる人になりたい」
【柏原希咲部長】「3年間の集大成となる大会なので、結果より自分が楽しくできたということを感じられたらいい。1番は楽しく演奏すること。3年生にとっては最後の舞台、これまでの思いを演奏に込める」
郡山五中が奏でたハーモニーが、会場中に響き渡りました。
子どもたちの3年間の思いに迫った番組、「こども音楽コンクール~夢をのせたハーモ二ー~」は、12月29日(金)午前8時からTUFで放送します。










