福島県内のレギュラーガソリンの平均小売価格はわずかに値下がりしましたが、灯油は12週ぶりの値上がりとなりました。

石油情報センターが6日に発表した、4日現在での県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり176.9円で、前の週より0.1円とわずかながら値下がりしました。値下がりは4週ぶりですが、依然として高値が続いています。

一方で、灯油18リットルあたりの店頭価格は、平均で2068円と、前の週と比べて7円上がり、12週ぶりの値上がりとなりました。灯油の値上がりについて、県石油商業組合では、県内での需要が増えたことによるものとみています。

また、今後の見通しについて石油情報センターは「原油価格は横ばいで政府の補助金が減額されるため、ガソリン価格は小幅な動きがある」と分析しています。