福島県いわき市と白河市で3日、「保険の還付金や年金の過払い金がある」と偽った「なりすまし詐欺」の被害が相次ぎました。

警察によりますと3日午後3時ごろ、いわき市の70代の男性の携帯電話に役場職員を名乗る男から「保険の還付金がある」などと電話がありました。

いわき東警察署


その後、銀行職員を名乗る男からも電話があり男性は現金約145万円を振り込み、だまし取られました。

また白河市では、3日午前9時半ごろ60代の女性の家に年金事務所の職員を名乗る男から「年金の過払い金を受けることができる」といった電話がありました。
女性は指示に従い現金約100万円を振り込み、だまし取られました。

白河警察署

県内では同じような詐欺とみられるなりすまし電話が相次いでいて、警察は注意を呼びかけています。