6年後の完成を目指す福島県立大野病院の後継医療機関について、関係自治体ができるだけ早い整備を要望しました。

福島県大熊町にある県立大野病院は、原発事故後、診療を中止していて、現在は富岡町にある病院が双葉郡の2次救急を担っています。
県は、6年後の2029年度以降に大野病院の跡地に後継となる医療機関を整備する方針ですが、31日の検討会議で大熊町と双葉町から「6年後では時間がかかりすぎる。できるだけ早く取り組んでほしい」と要望が出ました。
これに対して県は「人材確保も含め、早期の開院に向けて準備を進めていきたい」と述べました。
県は11月末に基本構想案を正式決定する方針です。











