今年、福島県内は記録的猛暑に見舞われ、野菜などの生育に影響が出ています。コメどころ会津では、コメの粒が小さくなるなど成長を不安視する声も聞かれています。現状を取材しました。

ふっくらと炊きあがった会津産コシヒカリ。福島県会津若松市にある飲食店では、地元産のコメや野菜を使った料理を提供しています。

食卓に欠かせないコメに、今年はある異変が起きています。

JA会津よつば米穀課・白川達則課長「(コメは)ある程度の品質低下は免れないものと思います」

6日、会津若松市で開かれた異例の対策会議。会津地方の自治体やJAの担当者などが稲や野菜の生育状況について今後の対応を話し合いました。

県会津農林事務所の職員「急激に品質が低下してしまうので、適期刈り取りするよう指導をお願いします」

その理由は、記録的な猛暑と水不足です。