福島県郡山市の水産会社が、これからの季節におすすめの冬の魚介類を紹介する展示会を開きました。今年のテーマは「持続可能」です。
安部遼アナウンサー「イセエビやアワビなど、新鮮な魚介類や加工品などおよそ3000点が並び、賑わっています。」
これから旬を迎える寒ブリ、おせちには欠かせないかまぼこなど、この冬イチオシの魚介類などが、ところ狭しと並んでいます。郡山市で4年ぶりに開催されたこの展示会は、年末年始に向け、おすすめの食料品を中卸や小売業者に向けて紹介するものです。全国からおよそ100社が集まりました。
今年のテーマは「サステナブルな魚食(ぎょしょく)の提案」です。
安部アナ「テーマに沿った商品というのが、認証を受けたエコラベルがついたものです。」
世界的に力を入れるSDGsに取り組もうと、今年は水産資源や環境に配慮された養殖ものが注目されています。特におすすめなのが、宮崎県で完全養殖されたブリです。天然ものと比べ価格は2倍にもなりますが、1年を通じて脂の乗ったものを供給できるため、ここ最近人気を集めています。
郡山市から来たバイヤー「お刺身に使うタイとかカンパチとか見に来たんですが、食べてもおいしかったのでよかったです。」
栃木県から来たバイヤー「(福島県を)応援していこうみたいな空気なので来ています。」
Q.可能であれば福島県産のものを仕入れたい?「むしろ福島県産でやろうかなと思います。」
郡山水産・斎藤元広さん「食べておいしいと思う商品をリアルな展示会で直接お客様に訴えたいということで、一番の商戦の年末年始に向けて盛り上がっていければいいかなと思います。」
関係者によりますと、今年、水産物の価格は物価高などの影響で例年より1割~2割ほど高いということですが、それでもバイヤーたちは、旬の味を求めていました。










