福島県相馬市の松川浦に新たな観光スポットが誕生しました。その名も「恋人岬」。地域の賑わいに繋げようという取り組みです。

穏やかな水面が広がる松川浦。その一角、相馬市の鵜ノ尾岬に整備されたのが「松川浦恋人岬展望台」です。高台からは、松川浦と太平洋を一望することができます。

展望台にはハート型のモニュメントが設置され、新たなデートスポットとして注目を集めています。また、ハートの中には自由に鳴らすことができるベルも吊り下げられています。

櫻井脩弥アナウンサー「圧巻の景色を背景に、このベルを鳴らして大切な人と愛を誓い合うことができるんです」

そのほか、景色を一望しながら楽しめるブランコやベンチなども設置され、訪れた人が心安らげる場所となっています。この展望台は、海や港の魅力を生かしたまちづくりの一環として整備されました。震災や度重なる災害を乗り越えてきた中で、新たなにぎわいを生み出す拠点として期待されています。

相馬商工会議所・草野清貴会頭「(松川浦は)日本三景の松島に負けないくらいの景色になると思っておりますので、これをどんどん相馬でPRしていって、さらに多くの方々が遠くからも来ていただければと思っております」

にぎわいへの期待が高まるなか、松川浦の観光拠点のひとつ、浜の駅松川浦には、ゴールデンウィークに向けて新鮮な海産物が並び、訪れる人を迎える準備が進められています。

櫻井アナ「ゴールデンウィークを前に、新鮮な魚など商品がずらりと並べられています。一方で、こちらには津波注意報や警報が出された際のお店の対応を示す案内が貼り出されています」

4月20日に三陸沖で発生した地震を受けて発表された「北海道・三陸沖後発地震注意情報」。これを受け、沿岸地域では災害への警戒を強めています。店では注意情報が解除されたあとも、当面の間はこの掲示を続けるということです。

浜の駅松川浦・山田豊店長「我々も安全には常に心がけてお客様をお迎えしていますので、ぜひ安心してお買い物に来ていただければと考えています」

待ちに待ったゴールデンウィークですが、引き続き防災意識を持って過ごしましょう。