災害が起きたらどう避難するか。26日、福島市の小学校でリアルな災害体験ができる防災教室が行われました。

煙の中を歩く児童「ゲホゲホッ!」

井上和樹アナウンサー「児童たちが潜り抜けているのは煙体験ハウスです。中には体に害のない煙が充満していて、リアルな避難の体験ができます」

福島市の岡山小学校で行われた「ぼうさい体験パッケージ」。災害への対応力を児童たちに身に着けてもらおうと福島市が開いたもので、1年生と2年生が参加しました。

このテントでは、実際に煙を焚き、視界がさえぎられる中、姿勢を低くして煙を吸い込まない避難の方法を学びます。

体験した児童「もし家で火事があったらこれを思い出して避難したい」

また、毛布を担架代わりにして行う「災害脱出救済ゲーム」では、災害でけがをした人を運ぶ大変さを児童たちは身をもって感じていました。

体験した児童「がんばって力を合わせて、みんなで地震が起きたら逃げたいと思った」

福島市消防本部・高倉則和予防係長「ぼうさい体験パッケージを通していつ起こるか分からない災害に備えてほしい」

この防災教室は、今後も市内の小学校で行われます。