福島県内企業を対象にした景気予測調査で、2期連続の改善です。
福島財務事務所が県内147社を対象に行った景気予測調査によりますと、今年7月から9月の景気について、「上向き」と答えた企業の割合から「下向き」と答えた企業の割合を引いた「景況判断指数」はマイナス0.7ポイントで、前回の調査と比べて0.8ポイント改善しました。改善したのは2期連続です。
業種別では、製造業が自動車向けの受注が増加していることなどから、2.8ポイントとなり、前回から14.6ポイント改善しました。
福島財務事務所は「景気が持ち直しに向かうことが期待されるものの、海外経済の動向、物価上昇の影響などに注意する必要がある」としています。