台風13号に伴う記録的豪雨で多くの浸水被害が出た福島県いわき市の内郷地区で、26日から仙台市の応援職員が災害ごみの収集と運搬を始めました。

いわき市では、8日の記録的豪雨で1700棟以上が浸水被害にあい、仮置き場以外に置かれた災害ごみは、いまもおよそ100か所で放置されています。こうしたことから、仙台市はいわき市の支援要請を受けて応援職員7人を派遣し、26日から3台の運搬車両で放置された災害ごみの収集と運搬を始めました。

仙台市 事業ごみ減量課・渡辺英和さん「狭い場所のごみはまだ残っているので、こちらの片付けに取り組みたい」

ごみを撤去してもらった住民「うちの親せきの土地なんです。ありがたいです。」

車を失ってごみを運べない住民も多いことから、いわき市では、問い合わせれば、個別の収集も手配するということです。