8日の記録的豪雨の後、福島県いわき市では「ふるさと納税制度」を利用した寄付金が増え、20日までに約2700万円が寄せられました。

いわき市は8日の豪雨の後、13日に「ふるさと納税制度」の寄付金の使途として「豪雨被災者の支援」を追加しました。これを受けて「台風被害に負けるな!」といったメッセージとともに、支援を使途に選ぶ寄付金が20日までの8日間で合計約1500件、金額にして約2700万円寄せられました。いわき市では東京電力・福島第一原発の処理水海洋放出が決まった先月22日以降、返礼品に水産物を指定するなど、すでに「ふるさと納税制度」の寄付金が急増していて、21日までの1か月で放出前の8倍にあたる2億3444万円余が寄せられたということです。