処理水は、トリチウムの濃度が1リットルあたり1500ベクレル未満になるように、海水で薄められます。
そして基準通りに薄められているか、トンネル手前の放水立坑付近で測定・確認します。
さらに放出された後も、処理水がしっかりと薄められているか測定は続きます。
東京電力は発電所から3キロ以内の10地点で、トリチウムの濃度を毎日調べていて、1リットルあたり700ベクレルを超えれば放出を停止、350ベクレルを超えれば調査するとしています。
東電が発表している海水のモニタリング結果では、10地点で6.1から6.8ベクレル未満と、検出できる下限の値を下回っています。
また、水産庁では水産物の調査を行っていて、おととい獲れたヒラメも、検出できる限界値を下回り、放出前と変わらない「不検出」だったということです。
現在、国や東京電力、県などそれぞれ独自に調査を行っています。
今後も透明性をもって調査を行って欲しいと思います。