原発事故の後、EU=ヨーロッパ連合や、ノルウェー、アイスランドが、福島など日本産の食品に課していた輸入規制が3日、撤廃されました。

原発事故の後、EUやノルウェー、アイスランドは、日本産の食品に輸入規制を課していましたが、7月に行われた日本とEUの首脳協議の中で、撤廃が決まりました。

そして3日、EUなどで手続きが完了し、規制が撤廃されました。これにより、輸入する際に必要だった放射性物質の検査証明などが不要となります。対象となるのはあんぽ柿や一部の水産物のほか、山菜やキノコ類などです。

一方、中国や韓国など9つの国と地域は現在も輸入規制を続けていますが、このうちスイスは、15日に撤廃することを表明しています。