福島から宮城までをつなぐ阿武隈急行が、2日午前7時ごろから、停電のため約2時間半にわたり全線で運転を見合わせました。
阿武隈急行は、停電の原因について「列車の走り出しが重なり、電流値が想定を上回ったため、福島県伊達市にある保原変電所の保護装置が自動で作動した」と発表しました。
当時列車は通常通りのダイヤで運行していて、なぜ今回電流値が上回ったのか、さらに詳しい状況を分析するとしています。
この停電の影響で阿武隈急行は午前7時ごろから全線で運転を見合わせ、午前9時20分に運転を再開しましたが、14本が運休、13本に遅れ(最大144分)が出て、約1440人に影響があったということです。