連日の暑さが続くなか、福島県内で7月30日までの1週間に熱中症の疑いで救急搬送された人は358人で、前の週の2倍以上に増えたことが分かりました。
県によりますと、7月24日から30日までの1週間に熱中症の疑いで救急搬送された人は358人で、今年最も多かった前の週の175人を大きく上回り、2倍以上に増えました。
年代別では、75歳以上が142人で最も多く、全体の4割近くを占めています。
また、7月29日には須賀川市で84歳の女性が死亡、31日も福島市で80代の女性が死亡するなど、死者も出ています。
県内はこの先も厳しい暑さが続く見込みで、県では、こまめな水分補給や、夜間でも我慢せずにエアコンを利用するなど、熱中症の対策をとるよう呼びかけています。