福島県会津美里町の寺の僧侶が、交通安全を願って郡山市まで歩く行脚に出発しました。

交通安全を祈りながら歩く行脚を行うのは、会津美里町の会津薬師寺の僧侶・天野應観(おうかん)さん(47)で、19日、町内の警察署で出発式が行われました。

福島県警によりますと、県内では今年に入り、すでに1500件以上の交通事故が起きていて、31人が亡くなっています。

天野さんは、こうした犠牲者の供養を行い交通安全を祈るお経を唱えながら、郡山市までのおよそ85キロを歩きます。

会津薬師寺・天野應観さん「交通安全はみんなの願いという通りに、その願いが成就するように、ひたすら祈って歩んで参ります」

郡山市を目指し、3日間、祈りの歩みが続けられます。