福島県内で、クマの出没や襲われてけがをする人が相次いでいることから、住民向けの説明会が初めて福島市で開かれました。

この説明会は、県と福島市が初めて開いたもので、クマの目撃が多い福島市の山沿いの6つの地区の住民が参加しました。県内では今年クマの出没が相次ぎ、6月には、福島市町庭坂の住宅の敷地で男性が襲われるなど、これまでに8人がけがをしています。
説明会では、野生動物の生態に詳しい福島大学の望月翔太准教授が「クマを人がいるエリアに近づけないよう地域で協力して対策を取る」ことなどを呼びかけました。

この説明会は、午後はクマが出没した場合の対応を確認する訓練も行われます。