12日の福島県内は、午前中は今年初めて「熱中症警戒アラート」が出る暑さとなりました。また、大気の状態が不安定になり、このあとも天気の急変に注意が必要です。

12日の県内は、高気圧から流れ込む暖かい空気の影響で、朝から気温が上がりました。

木田修作記者「JR浪江駅前です。海からの風が吹いていますが、湿気が多く、日差しも強いので、まとわりつくような暑さを感じます」

日中の最高気温は、浪江で34.9℃、福島で33.3℃など、各地で真夏日を記録しました。県内では、今年初めてとなる「熱中症警戒アラート」が発表され、午後5時現在、熱中症の疑いで救急搬送された人は15人にのぼっています。

また、県内各地で天気が急変するところが多く、県の南部や山沿いで激しい雷雨となりました。

気象台によりますと、このあとも大気の状態が非常に不安定になる見込みで、大雨による土砂災害や低い土地の浸水などに警戒を呼びかけています。また、現在、竜巻などの激しい突風や落雷などにも注意が必要です。