小さい子どもがかかりやすい夏風邪の一種、ヘルパンギーナが福島県内で急増しています。
ヘルパンギーナは乳幼児がかかりやすい代表的な夏かぜで、38度以上の発熱と、口の中に水ぶくれができ、痛みが出るなどの特徴があります。
県が7月9日までの1週間に県内49の医療機関から報告を受けたヘルパンギーナの感染者数は、1医療機関あたり6.90人で、前の週と比べて4.43人上回りました。
地域別で見てみると、福島市が1医療機関あたり13.29人と最も多くなっていて、次いで相双が12.25人となっています。
県は、感染者が急増しているとして、手洗いや換気などの基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。