12日午前、北朝鮮から大陸間弾道ミサイルが発射され、日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下したとみられます。福島県では情報収集に追われ、予定していたJアラートの訓練が中止になりました。

防衛省によりますと、12日午前10時ごろ、北朝鮮が大陸間弾道ミサイルを発射しました。およそ1時間後の午前11時すぎに日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下したとみられます。ミサイルの発射を受けて、県は情報収集などの対応に追われました。

県や市町村では、12日午前11時からJアラート=全国瞬時警報システムの訓練を行う予定でしたが、直前に中止となりました。

北朝鮮がミサイルを発射したのは6月15日以来で、飛翔した時間は74分とこれまでで最も長い時間だったとみられています。