小枝佳祐記者「道路が冠水しています。私の足でふくらはぎの下くらいまで水が浸かっています」
10日、福島県の会津地方を襲った局地的な大雨。会津若松市では、午後7時ごろまでの1時間に56.5ミリの非常に激しい雨が降り、側溝から水があふれ、道路が冠水しました。市によりますと、市内では、浸水被害が少なくとも18件ありました。
さんなんぼう・海野哲志さん「座敷も全部(水が)入っちゃいました」
中心部にあるこちらの居酒屋では、床上およそ15センチの浸水被害を受けました。この雨で店は停電したため、非常灯を頼りに水をかきだすなどの対応に追われました。
浸水被害受けた店のオーナー「これまでの中で一番ひどいね」
そして、一夜明け…
海野さん「正直きのうは夜だったから見えなかったけど、これだけの泥が入っちゃうと、水の力は凄いなと思っちゃいますよね」
店内の冷蔵庫8つが水に浸かるなど、被害額は数百万にのぼる見通しだといいます。
大雨による浸水被害、その原因について市は…。
会津若松市危機管理課・鈴木康弘主幹「原因は、ゲリラ豪雨集中豪雨等による内水氾濫という風にとらえています」
市は、狭い水路に水が流れ込んであふれ出す「内水氾濫」が発生したことが原因とみています。