福島第一原発の処理水を海に放出する計画について、福島県会津若松市で国や東京電力と住民との意見交換会が開かれ、参加者からは質問や意見が相次ぎました。
この意見交換会は、会津地方の市民などでつくる実行委員会が開いたもので、国や東京電力をはじめ、市民などおよそ120人が参加しました。
参加者「会津地方のみなさんも浜通りの原発から一番遠いからと無関心ではいられない状況」
会場では、処理水を海に放出することの安全性や、地元の理解についての質問や意見が相次ぎました。
参加した高校生「(国と東電は)ただ決められた通りにしゃべると(住民との間に)すれ違いが起きるからちゃんと向き合って話したほうがいい」
国や東電の担当者は、「引き続き、地元の関係者に対して説明を続けていく」と話しました。