IAEAのグロッシ事務局長は5日、福島第一原発の視察後、会見を開き、計画されている処理水の海洋放出について「制御された放出ができると考えている」と評価しました。
IAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長は5日、福島第一原発を訪れ、処理水の海洋放出に関わる設備を視察しました。その後、開かれた会見でグロッシ氏は「今のところ設備に課題はない」と評価しました。
IAEAグロッシ事務局長「非常に満足している。制御された放出がきちんとできると考えている」
一方で「IAEAは、国民に十分な根拠を示し透明性をもって説明を繰り返す必要がある」と強調しました。
グロッシ氏は7日、韓国を訪れ、海洋放出の評価を盛り込んだ報告書について説明することにしています。