原発処理水をはじめとした廃炉の課題について、幅広い議論を交わすため、福島大学の研究者らが新たな会議を立ち上げ、参加を呼びかけています。

新たな会議は、「復興と廃炉の両立とALPS処理水問題を考える円卓会議」と名づけられ、福島大学の林薫平准教授や今野順夫元学長など8人が、呼びかけ人となりました。

林薫平准教授「地元住民の方針決定への参加対話の継続、そして十分な国民的・国際的な議論を踏むべきある」

処理水放出の準備が進む中、会議では、中立的な議論の場となることを目指し、県民のほか、国や東電にも参加を呼びかけています。

会議は7月11日に、福島市の杉妻会館で、初会合を行う予定です。