福島県湯川村にある小学校の児童が、校庭に村のみんなが笑顔になる大きなアートを描きました。
5月、湯川村の勝常小学校6年生の児童たちが校庭に石灰を使い描いたのは、学校の創立150周年を記念した大きなアートです。

勝常小学校では、総合的な学習の時間に学校の歴史や村の文化など児童がテーマごとに別れ、調べています。今回制作されたアートは、学校の歴史や伝統を調べ、多くの人に伝えようと取り組む児童が中心になって企画しました。
企画した児童「大きいアートということもあって大変でした。」
メジャーや型紙を使いながら、6年生全員17人がおよそ2時間かけたチャレンジです。創立150周年の文字のほか、児童の希望で村のシンボル勝常寺や、村伝統の勝常念仏踊りの時期に見ごろを迎えるサクラが描かれました。

企画した児童「ズボンが白くなったりとか、サクラを作ったのでピンク色とかになっていました。」
企画した児童「みんな大変だったと思うけど、笑って楽しくやっていたのでよかったです」
勝常小学校6年担任 佐藤信野教諭「描きながら、俺たち勝常小学校の代表なんだな、伝統なんだな、なんて言いながらやっていたので、すごく子どもたち自身も達成感のある活動になったと思います」
6年生たちは、10月に開かれる学習発表会で活動について報告することにしています。

※写真は勝常小学校提供