売電収入は“地域に還元”
土湯温泉に住む65歳以上の高齢者の割合は、半数を超える56%。地域を持続させるための取り組みも行っています。
浦部アナ「土湯温泉では発電で得た収益を使ってこのバスの定期券をご高齢の方や高校生に寄贈して地域に還元しているんです」

「温泉(バイナリ―)」と「小水力」、2つの「発電」で得られる売電収入は年間1億円以上。その一部を高齢者や高校生の路線バスの定期代にあて、地域の人たちを支えています。
利用者「病院に行く時や研修や勉強会がある時に、月何回か使うけど助かる。(市街地まで)片道800円ちょっとかかる」
売電収入は、エビ釣りができるカフェなど温泉街の様々な施設に生かされています。「持続可能な温泉街」を目指し、いまも「土湯温泉」の挑戦は続いています。
元気アップつちゆ・加藤社長「住む人も訪れる人もみんなが喜び、幸せになれるような地域にしていきたい」
