福島第一原発の処理水を海に放出する計画をめぐり、政府が東日本の生産者に聞いたアンケートで、半数近くが風評被害を懸念していることがわかりました。
処理水の海洋放出をめぐり、経済産業省は東日本の太平洋沿岸にある7つの道と県の水産業や農業などの生産者にアンケートを行い、先月その結果を公表しました。
その結果、およそ45パーセントが、将来的な風評の影響を懸念していることがわかりました。一方で、55パーセントは「特に影響はない」としています。
経産省は海洋放出を理由に、県内の産品を扱わなかったり、買いたたいたりしないよう、求めていくことにしています。