4月から、自転車を乗る際にヘルメットの着用が努力義務となりました。義務化ではなく、「努力」義務化なので、現状はヘルメットをかぶらなくても罰則はありません。果たしてこの「努力義務化」は、浸透しているのか?調査をすると、ヘルメット着用の実情が見えてきました。

井上和樹アナウンサー「JR福島駅西口の駐輪場前に来ています。現在午前7時過ぎなんですが、どれくらいの方が自転車のヘルメットを着用しているか調査していきます。」

井上アナ「あちらのスーツを着た男性、シルバーのヘルメットをしっかりと着用しています。」

着用していた会社員「転職したばかりなので、身の安全を第一に考えて装着しました」
着用していた中学1年生「石のところにぶつかったことがあって、その時にヘルメットをかぶっていたのでけがをしなかった。だから今もかぶっている。」

ヘルメットを着用している人がいた一方で…。

井上アナ「今4人ほど自転車でこちらに向かってきている人たちがいるんですが、4人ともヘルメットはかぶっていません」

着用していなかった高校3年生「ちょっと恥ずかしい。がさばるし、着けたくないというのが理由」

1時間ほど調査したところ、自転車のヘルメットを着用していた人は、214人中13人。1割を下回る着用率でした。
中でもヘルメットを着用していなかったのは…。