SNSを通じて知り合った男女5人の自殺を手伝ったとされる福島市の男の初公判が17日に開かれ、男は5人のうち4人については起訴内容を認め、1件は黙秘しました。
自殺ほう助や未成年者誘拐などの罪に問われているのは、福島市の無職・岸波弘樹被告(36)です。
岸波被告は去年6月から今年1月にかけてSNSを通じて知り合った、県内や山形県などの10代から20代の男女5人の自殺を手伝ったとされていて、このうち4人が死亡しています。
17日に福島地裁郡山支部で開かれた初公判で、岸波被告は5人のうち4人の自殺ほう助について「間違いないです」と答え、起訴内容を認めました。1人については「黙秘します」と、認否を答えませんでした。
その後の冒頭陳述で検察は、岸波被告は未成年者2人の自殺を手伝う際、「自分も一緒に自殺する」と誘っていたことを明らかにしました。










