「私への期待高まらずなかった」現職は
一方、現職の木幡浩さん(65)は1万4600票ほど差を付けられ、3期目の再選とはなりませんでした。
木幡浩さん「東口の再開発や西口の(イトーヨーカドー)跡地の問題、先達山の状況、これらの現状から私への期待が高まらなかった」
市政の「継続」か「刷新」か。今回の投票率は47.34%で、過去最低だった前回を12.55ポイント上回りました。
一夜明け、馬場さんは県都のかじ取り役として決意を新たにしました。
馬場雄基さん「東口の停滞や先達山の(メガソーラー)問題もほぼ固まった状態でバトンを受け取るので、本当に具体的な成果が出せるのか。結果が求められてくる」
駅前再開発、メガソーラー、人口減少、様々な問題が山積する福島市。このうち駅東口再開発事業に関しては「事業者やJR、県との関係を早急に構築する」としたうえで次のように述べました。
馬場雄基さん「いかに最小コスト化や(新施設の)早期完成への機運を高められるかが勝負。各施設の老朽化が激しいいま、施設の統合を図る観点は必要」
馬場さんの任期は、12月8日から4年間です。「市民目線でつくる新しい福島市」。その手腕が試されます。










