台湾の高校生が福島県郡山市の高校を訪れ、茶道を通じて日本の生徒と交流しました。

郡山市の県立あさか開成高校で歓迎を受けたのは、台湾の高校生およそ30人です。あさか開成高校は、去年から台湾の高校を訪れ、復興の状況を伝えるなど交流を続けていて、今回、台湾の生徒たちが教育旅行の一環として、学校を訪問しました。

あさか開成の生徒「ただいまからお茶をお出しします。どうぞごゆっくり、おくつろぎ下さい」

あさか開成の生徒たちは、茶道を通した和の心でおもてなしをします。初めての茶道体験に少し緊張気味の台湾の高校生たち。和菓子をゆっくりと食べながら、お茶をたてる様子を見守ります。

あさか開成の生徒「お茶を飲むときは、まず、置いてあるお茶碗を右手で、こう左手に乗せます」

台湾の高校生たちは、茶道独特の作法を学びながら、香り高い抹茶の味わいを楽しんでいました。

台湾の高校生「元々お茶が苦手で苦いと思っていたら、すごく甘くて、すごくいい体験でした」
台湾の高校生「茶碗のデザインや回してから飲むのが、初めての体験で不思議だなと思った」

台湾の高校生たちは、あさか開成の生徒たちに現地のお菓子をプレゼントするなど、中国語と英語を交えながら交流を深めました。