鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため、100羽以上を飼育する福島県内の養鶏場すべてを対象に「消毒命令」が出ました。

11月28日、伊達市の養鶏場で県内で初めてとなる「高病原性鳥インフルエンザ」が確認され、飼育されていた全てのニワトリの殺処分と周辺の消毒作業が行われました。

県内の養鶏場では、これまでに新たな異常は確認されていませんが、全国で「高病原性鳥インフルエンザ」が相次いで発生していることから、県は、家畜伝染病予防法に基づく「消毒命令」を出しました。

対象は、100羽以上のニワトリなどを飼育する県内168戸すべての養鶏場で、各農場で消石灰をまくなどの消毒を求めています。