自民党の新しい総裁に女性で初めてとなる高市早苗氏が選ばれ、福島県民からは復興や物価高騰などへの対応に期待する声が上がりました。
4日に行われた自民党の総裁選で、高市早苗氏が小泉進次郎氏との決選投票を制し、女性初の総裁に選ばれました。
自民党・高市早苗新総裁「私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて働いて働いて働いて働いて、参ります」
国会議員票と地方票で争われた総裁選。自民党県連でも県内の党員・党友およそ1万1700人を対象にした地方票の開票作業が行われました。その結果、県内で最も多かったのが、小泉氏で3400票あまり、次いで高市氏がおよそ2480票でした。
自民党県連・矢吹貢一幹事長「新総裁におきましては、継続して福島の復興創生を前に進めるためにご尽力をいただきたい、福島県民に寄り添っていただきたいと思っています
新総裁の誕生に県民からは…。
20歳の学生「学生とかに向けて、学費とか私立も国立もそうだが下がれば良いなと思う」
出産予定の20代女性「20代前半で仕事もしていたので、産休に入って収入がなくなっているから、少しでも安く買い物ができたら良いなと思う」
60代男性「一番はやっぱり原発の現場を見てもらって、どんなひどい思いをしているのか、長として全国へ発信を続けてもらいたい」
70代女性「年寄りの方にもう少し今までの苦労を労って目を向けてほしい」
内堀知事は、6日の会見で、新総裁には、石破政権が進めてきた第3期復興創生期間の財源の確保や除染土の県外最終処分など福島の復興に真摯に向き合って進めて欲しいと述べました。
内堀知事「『福島の復興なくして日本の再生なし』との思いを胸に強く刻み、福島の復興創生に真摯に取り組んでいただきたいと考えております」
今後、国会では、臨時国会が開かれ、総理指名選挙が行われます。