食卓に欠かせない野菜も暑さの影響が続いています。

今年の猛暑の影響で、これから需要が増えるダイコンやハクサイなどでも価格が上がっていて、しばらくは高値が続くと見込まれています。

ホウレンソウ1袋198円「暑くて育たないよ~高いよ~。」
高値が続く野菜に売り場のポップからも悲痛な声が…

【旬や鮮兵衛・鈴木晃博代表】
「葉物もやはり今年の夏の高温の影響を受けまして、だいぶ値段的にはあがっています」

福島県郡山市で野菜や鮮魚などを扱う「旬や鮮兵衛」。
こちらの野菜売り場では、今年の猛暑による影響で、一部の野菜ではいまも高値が続いています。その影響は、今後、需要が高まる鍋野菜にも。
店では、例年この時期、ダイコン1本を158円で販売していますが、1日は198円と40円も値上がりしています。
ハクサイ4分の1カットは、通常138円のところが178円の高値で販売されていました。

【旬や鮮兵衛・鈴木晃博代表】
「今のところ引き合いが強いのもあります。それから各産地とも品物が出そろってきていないというのもあって、しばらくは高値が続くのかなという風に思っています」

一方、物価高の影響は鮮魚にも…

【旬や鮮兵衛・鈴木晃博代表】
「こういった北海道産のサケですね。こちらの漁獲量が前年の6割ということで、いまのところまだ大きな価格の動きはありませんが、これから確実に年末に向けて上がっていくものと思われます」

養殖ものの魚は、飼料高騰などの影響から価格は2割ほど上がっているといいます。
家計に厳しい価格高騰、買い物に訪れた人たちは。

【地元の買い物客】
「高いのはちょっと大変なようなとこもありますね、控えめにするときもあります、買い物を」

【大玉村から訪れた人】
「味は多分変わらないと思うので、規格外のものでちょっと安くなっているものを求めたりとかしていますね」

物価高が続くこの秋、家計への負担増加はしばらく続きそうです。