スポーツの秋を迎えさわやかな秋空の下、幅広い年代の人が楽しめる水上のスポーツ体験が26日、福島県西郷村で行われました。その場所はあまり知られていないダム湖です。
【吾妻康弘記者】「栃木との県境に近い西郷村の自然豊かな黒森ダムで楽しめるのがサップなんです」

長さ3メートルほどのボードは、厚みもあって、乗りやすくサップは幅広い世代の人が楽しめるとあってこのところ人気が広がっています。

普段は立ち入りが制限されている農業用水などに使われる黒森ダムですが、サップが楽しめる場所としてこの体験ツアーに限って許可されていて、地元の80代と60代の女性2人が参加しました。
講師は、西郷村でサップやヨガのインストラクターを務める遠藤早織さんです。

遠藤さんは、こうした活動から社会でより活躍できる日本の女性を発掘する「ビューティージャパン」の東北代表に選ばれ、いま全国大会に臨んでいます。
秋空のもと、雄大な自然と一体になりながらゆったりとした水上の時間を楽しんでいました。
体験した女性「去年2回やって今年初めてで3回目なんですけど楽しい。1回やったらやめられません」
体験した女性「自然に囲まれて気持ち最高でした」
遠藤早織さん「本当に普段の生活からかけ離れて、今の自分と地球に生かされている。あとは地元の自然な環境を味わっていただいて、身も心も解放していただく。そのお手伝いができたらと思ってやらせていただいてます」
西郷村では黒森ダムでのサップ体験をホームページから受け付けていて、またプールなど安全な場所で遠藤さんが指導するサップヨガ体験を来年度も実施する予定にしています。